幼児ウインザーチェア(つづき)
複数の先輩から、見た感じでは背もたれの付け根の強度が十分かちょっと心配、という指摘を頂いたことが発端ですが、サイトで扱ってもらう前に安全確認をすることにしました。
子ども用のイスの安全性に関しては、「乳幼児いすSG(safe goods)基準 CPSA0054」というものがあり、それを参照して確認することにしました(https://www.sg-mark.org/SG/0054)
今回の幼児ウインザーチェアはA1形に分類されます。(ガードなしのイス)
確かにA1型では背もたれの水平強度試験が一番厳しそうな項目で、300Nの力を1分間加えても異状がないこと、が求められています。300Nとは、30㎏の力ということですから、体重の3倍くらいの相当大きな力です。
実験は、背もたれと座面が実物と同じ構造の試験体を2個作り、行いました。
試験体を90度傾けて柱に固定し、実物の背もたれの先端と同じ長さのところに水を入れたバケツをつるします。
立ち合いは、ツバキラボの和田さんと安間さん
まず、水を入れ体重計で測って10kgになったポリバケツをつるしてみます。ちょっと怖いですよ、最初は。
結果は何ということもありません、OKです、
次に、ペール缶に変えて水を入れた20kg。この時はさすがに時間(1分間)を測りましたね。クリアーです。ホッ!
試験はまだまだつづきます(つづく)
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